オリーブまみれの小豆島ー『島へ。』コラボ企画第3弾

香川県小豆島

2019.10.15

日本で唯一の島マガジン『島へ。』を出版する海風舎との共同プロジェクト第3弾の舞台は、香川県立小豆島中央高校。高校生が自分たちの住む土地を探究し、自らの生活を振り返りながら『島へ。』の特集記事を完成させます。今回は、総勢70名近くが参加する大プロジェクトとなっています。

移住先として人気の小豆島

小豆島は高松市の北東沖に位置し、人口約29,000人の香川県最大の島です。瀬戸内海では淡路島に次いで2番目の面積で、日本の島においては19番目の大きさになります。近年は人口が減少し続けている一方で、移住先として人気もある島です。山と海とに囲まれた自然は写真映えすることでも有名で、瀬戸内国際芸術祭の舞台の一つということもあり観光地として人気があり、観光客が後をたちません。

 


地域の課題を探究する

小豆島中央高校での本企画は、三年生の商業科、二年生全員、写真部の総勢70名がメンバーとして参加します。過去二回の実施に比べても参加人数が多いので、今回は4チームに分け、チームの代表者数名からなる編集部を作ることにしました。編集部がリーダーとして中心的にこの企画を進めていきいます。

6月7日、第1回目の授業は、小豆島の魅力を聞くところからはじめました。生徒にとってみてはありきたりな問いで、何度も繰り返しされてきた問いかもしれません。あわせてもう一つ、小豆島が抱えている課題について聞きます。自分たちの住んでいる場所の魅力を発信することは大事ですが、みなとラボでは、魅力を見出すことと同時に、住んでいる地域の課題を意識的に直視し、その課題解決を試みることを大事にしています。魅力と課題とを確認しながら、これからの地域のあり方を考えるきっかけ作りを心がけています。

 


「小豆島」をあらためて捉え返す

次に、特集内容として取り上げたいモノ・コト・ヒトのアイデア出しです。小豆島と言えばオリーブですが、それをそのまま取り上げてもありきたりですし、すでにある雑誌やパンフレットなどと代わり映えしないものになってしまいます。何を取り上げるのか、どのような視点から取り上げるのか、どのようなことを伝えるのか。それは、「小豆島」をあらためて捉え返し、自分たちと小豆島のつながりとを考えることです。そのことを、どれだけ深められるかがこのプロジェクトの肝になります。


あえてオリーブで攻める

授業後に第1回編集会議を開催し、編集部員と特集のテーマについて検討しました。アドバイザーとして土庄町役場と小豆島町役場、小豆島観光協会の方にも参加していただきました。それぞれの町の特徴や課題について語っていただきました。

全体での検討後、各チームごとに企画アイデアを練りました。地元民だけが知る名所、移住者によるカフェ特集などなどがあがりましたが、やはり「オリーブ」は外せないと、オリーブだけでページをまめれさせよう!というアイデアがでました。現実化するのかどうか、楽しみです。


緊張感がよい経験

編集会議の最後に、まずは「オリーブ」について取材をしようということになり、小豆島オリーブ公園に取材依頼をしました。緊張感が充満する教室。みんなが見守る中、趣旨を説明し、取材したい内容を伝えます。無事に取材の約束を取り付けることができました。次回は7月に取材を実施です。


 

文・写真:
3710Lab