3710Lab-2019年度活動レポート

2020.05.09

3710Labの2019年度に実施したプロジェクトの一部を紹介します。

鹿児島県立与論高等学校「総合的な探究の時間」のカリキュラムデザイン

2019年度より与論高等学校1、2年生の「総合的な探究の時間」のカリキュラムデザインを担当しています。与論町では海洋教育に取り組んでおり、小・中・高校の連携を図っています。「海に囲まれた与論島の人々」を主題とし、島民同士の「対話」を軸とした授業を展開しました。最終成果として書籍『与論の日々』を刊行しました。


「自分のまちの「おさんぽBINGO」をつくろう」プロジェクト

広告制作会社サン・アド(代表取締役社長:北川廣一)による文具ブランドのブンケンとコラボレーションし、自分のまちの「おさんぽBINGO」作りのプロジェクトを開始しました。プロジェクト第1弾を宮城県気仙沼市の面瀬小学校の6年生の授業にて実施しました。地域探究から地域づくりを意識し、3回のワークショップを経て、「気仙沼おさんぽBINGO」を完成させました。


雑誌『島へ。』とのコラボレーション

日本唯一の島マガジン『島へ。』(海風舎)とコラボし、高校の授業の一環として地域の中・高校生に記者・カメラマン ・ イラストレー タ一を務めてもらい、地域の海洋文化や水産の魅力を探り発信するプロジェクト。宮城県気仙沼市、長崎県立宇久高等学校に続き、第3弾は香川県立小豆島中央高校にて実施しました。今回、はじめての複数学年・複数学級での実施となり、規模も拡大しました。その成果は、2020年3月15日に発売された『島へ。』110号、第二特集「小豆島中央高校の生徒たちが「島の魅力」を再発見!!」にてご覧いただけます。


わたしが残したい「気仙沼」

気仙沼市は、東日本大震災以後、地域全体で海洋教育に取り組んでいます。その取り組み内容は、3710Labでも何度も紹介してきました。小学生たちの学びへの意欲はとても強く、自分たちの街の未来を真剣に探究していく姿は感動的です。「わたしが残したい「気仙沼」」という企画は、鹿折小学校の子供たちとの対話の中からはじまったプロジェクトです。

気仙沼のどんなもの、どんなことをこの先の未来へ残したいか?家族や、地域の人たちは、気仙沼のどんなもの、どんなことを残したいと思っているのだろう?小学校卒業を前に、新たな生活が始まろうとしている今だからこそ、立ち止まって考えてみたい。そんな思いから、一冊の冊子を作ることにしました。

家族へのインタビューや、自分たちが残したい「気仙沼」を描いたイラスト、未来の気仙沼を思い描きながらマグカップも制作しました。最後には、気仙沼への思いとともに、6年生の今を捉えたポートレートを掲載した冊子が、2020年3月に刊行しました。今の自分たちの思いを残したい、伝えたい。そんな6年生の願いの瞬間が閉じ込められた一冊は、気仙沼の景色のように瑞々しく仕上がりました。


海のデザイン研究所-ワークショップ with 西海陶器

海と私たちの関係を考えるためのきっかけづくりとして、2018年より実施している「海のデザイン研究所」。2019年は、有田・波佐見をはじめとした九州肥前地区の陶磁器製品を取り扱う西海陶器・東京西海さんを迎えて、「わたしが残したい「気仙沼」」のプロジェクトの一環としてワークショップを実施しました。海の現状について話し合い、未来に残したい海の姿を描き、マグカップにデザインします。それぞれのその時の思いをマグカップに込めました。


3710Labの活動は、公益財団法人日本財団の助成にて実施しております。

 

文:
3710LAB