お知らせ

書籍『個人書店が選ぶ、いま読んでほしい 海の本』出版のお知らせ

2024.03.13

海洋教育

全体概要

みなとラボのウェブサイト上で連載していた、全国各地の個人書店主が「海」をテーマに4冊の本を選ぶ企画「Read the Sea」。この度、2023年2月〜2024年3月に掲載した37名の書店主による選書、コメントに加え、2つの対談、大学教授、JAMSTEC研究員、司書による海に関する本の話を追加し、書籍化いたしました。

タイトルは『個人書店が選ぶ、いま読んでほしい 海の本』。絵本、小説、エッセイ、写真集、冒険記など、多岐にわたるジャンルの本がセレクトされています。多様な海の一端を知ることで、海への解像度が少し上がるのではないでしょうか。海と本は、どちらの世界も広く深い。無数にある本の中から1冊を選びとることはたやすくはありません。本書が、みなさんが本の大海原へと船を漕ぎ出すためのオールになれば、と考えています。

※書籍は、3/19~24におこなう「OCEAN LEARNING」にて先行発売いたします。以降順次書店にて販売。

【選書者 37名】

モリテツヤ(汽水空港)、城下康明(ひとやすみ書店)、菅原匠子(曲線)、黒田杏子(ON READING)、前田侑也(BOOKSライデン)、田山直樹(TUG BOOKS)清政光博(READAN DEAT)、辻山良雄(Title)、山下賢二(ホホホ座浄土寺店)、荻原貴男(REBEL BOOKS)、高橋和也(SUNNY BOY BOOKS/本と商い ある日、 )、川﨑雄平(本屋青旗 Ao-Hata Bookstore)、中村勇亮(本屋ルヌガンガ)、砂川昌広(とほん)、浦上宥海(SAKANA BOOKS)、小倉みゆき(スロウな本屋)、堀部篤史(誠光社)、嶋田詔太(本町文化堂)、石垣純子(mountain bookcase)、坂上友紀(本は人生のおやつです!!)、千々木涼子(こりおり舎)、小島雄次(Books&Cafe コトウ)、早坂大輔(BOOKNERD)、吉川祥一郎(blackbird books)、熊谷充紘(twililight)、高岡浄邦(古本と新刊scene)、岩尾晋作(カモシカ書店)、越智政尚(本の轍-Book On The Tracks-)、中川美里(本・中川)、本沢結香・豊田宙也(トンガ坂文庫)、金野典彦(ポルベニールブックストア)、佐々木友紀(YATO)、荻田泰永(冒険研究所書店)、粕川ゆき(いか書店)、中村秀一(SNOW SHOVELING)、久禮亮太(フラヌール書店)、鳥羽和久(とらきつね)

※敬称略、掲載順

【書籍内容】

●37名の書店主による「海」をテーマ4冊の選書

  • 子どもに読んでもらいたい「海」に関する1冊
  • 大人に読んでもらいたい「海」に関する1冊
  • 自分にとっての「海」に関するお気に入りの1冊
  • 直接「海」が出てこないが、「海」を感じられる1冊

●対談

①荻原貴男(REBEL BOOKS)×石垣純子(mountain bookcase)
「海なし県の本屋」

②鳥羽和久(寺子屋ネット福岡)×田口康大(みなとラボ)
「教育と本の関わり」

●専門家に聞いてみた!

①田中智志(東京大学大学院教育学研究科教授)「本から広がる海の世界」
②長井裕季子・豊福高志(JAMSTEC研究員)「海への興味を深める本の世界」
③佐藤彩子(聖籠町立図書館司書)「分類を横断する海の本」

【書籍概要】

『個人書店が選ぶ、いま読んでほしい 海の本』

撮影・執筆 37名の書店主
監修兼編集 田口康大
企画・編集・写真・文      小倉快子
イラスト  山口洋佑
デザイン  新藤岳史 
サイズ W120mm×H188mm/130ページ
本体 1,760円(税込)
発行 みなとラボ出版(2024年3月19日)
助成 日本財団
ISBN 978-4-9913001-1-0 C0000

正誤表

本書に下記の誤りがございました。読者、関係者の皆様に深くお詫び申し上げますとともに、謹んで訂正をさせていただきます。

本文 P34

誤:山と渓谷社 → 正:山と溪谷社