【募集中】海洋環境デザイン教育プログラム参加者・学校を募集しています

2021.06.07

3710Labは、海ごみや地球温暖化など海の問題の解決に取り組むとともに、海と私たちとの暮らしのデザインをこころみる「海洋環境デザイン教育プロジェクト」を開始します。一緒に取り組む学校や団体、企業を募集しています。

海洋環境デザイン教育プロジェクト

海ごみや海面温度上昇、海洋酸性化など、今や待ったなしの解決が求められる海の問題。SDGsにおいても目標14に「海の豊かさを守ろう」が掲げられ、使い捨てのストローやカップなどの素材が置き換えられたり、漂着ゴミの回収アクションが広まっています。

3710Labは、海洋環境問題の解決に取り組むとともに、海と私たちとの望ましい関わりを考え、構築していくための、「海洋環境デザイン教育プロジェクト」を開始することにしました。このプロジェクトは、3つのプログラムから構成していく予定です。デザイン会議、デザインアワード、そして、教育プログラムです。

今回、教育プログラムに取り組みたい学校や児童・生徒を募集します!デザイナーやアーティスト、クリエイターや編集者、教育学者のサポートのもと、海ごみを再利用した商品開発や、海を楽しむための街づくり、海洋環境をテーマにした書籍や映像制作など、要望に応じて実施できます。


どんなことができるの?

3710Labでは、これまで以下のようなプログラムを実施してきました。地域素材を生かした探究学習を実施したい、海洋問題を自分ごと化させたい、学習成果を質の高い形でまとめたい、対話を軸にした授業を実施したいなど、様々なご要望が寄せられます。3710Labでは教育学の知見に基づき、学校の先生方とコミュニケーションを取りながら、児童・生徒が考えることを楽しみ、深く学べるプログラムをご提案、実施することを意識してきました。また、実施を通して、様々な人がつながり、地域にも広がっていくようなプログラムの開発を目指しています。

「海洋環境デザイン教育プログラム」でも、以下のようなプログラムはもちろん、要望に応じて学校独自の新たなプログラムを開発・実施いたします。


1.自分のまちの「おさんぽBINGO」を作ろうプロジェクト

地域の観光名所や名物などを調べ、30のアイテムからなるBINGOカードと、各アイテムを紹介する「ガイドブック」をセットにし、製作から販売までを行なうプログラム。宮城県気仙沼市の小学校にて実施。株式会社サン・アド、文具ブランドのブンケンとのコラボレーション企画です。

2.インタビュー冊子・マグカップデザイン

海への思いを家族や地域の方々にインタビューし、自分が考えたことをマグカップや冊子に表現するプログラムです。宮城県気仙沼市の小学校にて実施。東京西海株式会社、デザイナーとのコラボレーション企画です。

3.雑誌の特集記事作り

地域の海とのつながりを調べ、出版社とデザイナーとの指導を受けながら、雑誌の特集記事を作るプログラム。宮城県気、長崎県、香川県の高校にて実施。2018年度キャリア教育に関する文部科学大臣表彰。株式会社海風舎とのコラボレーション企画です。

4.地域新聞作り

地域の海を遊びたおす!をテーマに新聞型冊子を制作したプログラム。海ごみで作ったアート作品も掲載。複数学年にて実施。デザイン事務所の協力による実施です。

5.書籍・映像制作

地域の海とのつながりを探り、それを書籍や写真、映像などで記録、表現するプログラム。東京大学附属中等教育学校、鹿児島県立与論高等学校、新潟県立佐渡総合高等学校、岩手県立種市高等学校などにて実施。デザイナー、編集者、ライター、カメラマンの協力による実施です。


教育プログラムの募集について

【概要】このプログラムは、デザインに関わるプロフェッショナルとともに、海洋にかかわる課題を解決するために必要な取り組み・デザインについて⼦どもたちと対話を重ねながら、実際にアクションを起こしていこうとするものです。

【募集内容】3710Labおよびデザインのプロフェッショナルと一緒に、海洋環境をテーマにした各種活動に取り組みたい学校や個人、グループを募集します。

活動一例)海ごみを再利用した商品開発、海を楽しむための街づくり、海洋環境をテーマにした書籍や映像制作など

【募集対象】
・全国の小・中・高等学校ほか
・個人及びグループ

【実施内容】
(1)応募者の要望に応じて、実施内容及び実施スケジュールを決めます。
(2)3710Labが計画した内容を実施いただくこともできます。
※ いずれの場合も、3710Labの田口康大(教育学専攻)がカリキュラム・プログラムづくりをサポートします。

【募集期間】
第一次募集:2021年6月7日〜7月14日

第一次募集の応募状況および決定校数に応じて、第二次募集の実施を検討予定です。

【実施数】
2021年度は最大6件程度を予定しています。2022年度以降も実施予定です。

【参加費】

無料。実施にかかる経費は3710Labが負担します。

【応募方法】
以下の申し込みフォームより、必要事項を記入の上でお申し込みください。

学校用:申し込みフォーム

 ※主として学校の授業や部活動等での実施を検討されている教職員やPTAなどを対象としています。

個人・グループ用:申し込みフォーム

 ※児童・生徒による自主的な活動や探究活動などを対象としています。

【対象者の決定について】
◎本プログラムは、公益財団法人日本財団と瀬戸内4県(岡山県、広島県、香川県、愛媛県)が取り組む、海洋ごみ対策の広域モデル構築共同事業「瀬戸内オーシャンズX」の一環としても実施します。瀬戸内4県の学校、個人・グループからの申し込みを重点的に採択いたします。
◎児童・生徒による自主的なグループからの申し込みを重点的に採択いたします。
・応募内容(テーマや内容など)に基づいて対象者を決定します。
・対象者には、メールにて詳細をご案内します。
・応募が多数になった場合や、応募条件を十分に満たしていない場合には、申し訳ありませんが支援の対象とさせていただけない旨をご連絡します。

【問い合わせ先】
3710Lab事務局
info[a]3710lab.com
[a]は@に置き換えてください。


プロジェクト実施の背景

近年、海洋環境をテーマにした授業や教育活動はかなり増えています。しかし、海ごみや温暖化の問題を知れば知るほど、その問題の大きさに直面し、自分たちには一体何ができるのだろうか?という問いにぶつかります。多くの場合は、問題について啓発するための活動をしたり、自分たちにできることを一歩ずつやろう、ということで学習が終わってしまうのではないでしょうか。

みんなが問題を認識し、できることを少しずつ実践していくということはとても大事なことです。しかし、子どもたちには、より具体的かつ実践的な形で地域や社会に向けたアクションを考え、実際にそれを起こしていくことができるのではないかとも感じています。学校や子どもたちだけではできることも限られてくるでしょうけど、ふさわしいサポートやリソース、機会があれば、できることは数多くあります。実際にやりたいと考えている子どもも多いのではないでしょうか。

他方、学校の先生方はあまりにも多忙な状況に置かれています。先生方に様々にやりたいことがあっても、そのために準備し、実施していくための余裕がないのが現状だと思います。

3710Labは、これまでも、そういう状況を乗り越え、意味ある学習や活動を展開することができるよう、授業サポートやプログラムの開発・実施をしてきました。今回、より多くの学校や子どもたちに、3710Labの活動を活用してもらいたく、「海洋環境デザイン教育プログラム」を実施することにしました。

多くの学校、子どもたちからの応募をお待ちしております。


本プログラムにご関心ある企業・団体さま

本プログラムでは、学校や子どもたちの海洋環境に働きかける活動を協働、支援したいサポーター企業・団体さまを募集しております。具体的に実施したいこと・協力したいことが決まっている、協力したいが協力先の学校が見つからない、協力したいが何をやれるかわからないなど、どのような状況でも構いません。本プログラムにご関心ある企業・団体さまは、お気軽に以下よりご連絡いただけますと幸いです。

【ご連絡先】
3710Lab事務局
info[a]3710lab.com
[a]は@に置き換えてください。

本事業は、日本財団の助成により実施するものです。

文:
3710Lab