「海とヒトとを学びでつなぐ」をテーマに、次世代の教育をデザインし提供する一般社団法人3710Lab(みなとラボ、主宰:田口康大)は、広告制作会社サン・アド(代表取締役社長:北川廣一)による文具ブランドのブンケンとコラボレーションし、自分のまちの「おさんぽBINGO」作りのプロジェクトを開始します。プロジェクト第1弾は宮城県気仙沼市にて実施します。今後さまざまな地域、学校とも取り組みを行う予定です。
「おさんぽBINGO」って?
「おさんぽBINGO」は、花や動物、建物や乗り物などのイラストが描かれたビンゴカードです。おさんぽに出かける時に持って行き、イラストと同じものを見つけたら、一つひとつ穴を開け、タテ・ヨコ・ナナメのどこか一列が先に並んだ人が勝ち!という移動式ビンゴゲームです。見慣れた風景も、知っているはずの季節も、ビンゴの穴を通してみると、ちょっと違って見えてくる。「おさんぽBINGO」をもっておさんぽすると、発見や会話も増えて、いつものおさんぽが、もっと楽しいおさんぽになります。
【おさんぽBINGOサイト】 http://bun-ken.jp/item/002/
気仙沼版の「おさんぽBINGO」をつくる!
自分たちの住む地域オリジナルの「おさんぽBINGO」を作るプロジェクトを開始します。実施地域は宮城県気仙沼市。プロジェクトメンバーは、気仙沼市立面瀬小学校(校長:谷山知宏)の子供達です。
東日本大震災で大きな被害を受けた気仙沼市は、「海と生きる」を復興スローガンとして掲げています。学校教育においてもこのスローガンに基づき、海と自分達との関わりを過去に探り、未来に向けて形作っていく「海洋教育」に取り組んでいます。今回の「おさんぽBINGO」作りは、海洋教育の一環としての実施です。気仙沼のどんなモノやコト、ヒトをBINGOのコマにするかを考えながら、海と生きる町・気仙沼の良さを見直し、もっと気仙沼を愛し、多くの方へ知ってもらう「よろこび」を共有できる、そんなプロジェクトを目指します。
BINGOのアイテム探し!
気仙沼市立面瀬小学校でのワークショップでは、ブンケンメンバーと3710Labのメンバーが講師となり、BINGOのアイテム探しを行います。小学校付近を散策したり、家で家族と話しあったりしながら、気仙沼版おさんぽBINGOを完成させます。完成したおさんぽBINGOは商品化し、キャッチコピーやPOPを工夫しながら、町おこしでの利用や観光客へのPRとして、活用方法を考えます。2020年1月に販売予定です。
どんなスケジュール?
- 第1回ワークショップ:「おさんぽBINGOをつくろう」2019年10月1日(月)
- 中間ワークショップ1:ビデオ通話にて「BINGOのアイテムを深める」
- 中間ワークショップ2:ビデオ通話にて「おさんぽ小冊子を作ろう」
- 第2回ワークショップ:「みんなで考えよう!POPを作ろう!」
■本件の実施について
本プロジェクトは公益財団法人日本財団の助成により実施しているものです。