レポート
まずはオンラインでつなぎ、最近の活動の様子を聞きます。すると、子どもたちから「つくるって言ってたあの本はどうなったの?」と質問が。「実は出来たんだよ!それじゃあ持っていくよー!」と応えていざ教室へ。わー!えー!と盛大に驚いてくれました。
興奮状態のみなさんは積極的にジャーナルを配るお手伝いもしてくれて、ソワソワどきどき席に着きます。そして、どーぞーの声に一斉にページをめくっていきます。
わー!すげー!とたくさんの声が聞こえたと思ったら、今度は一気に静かに。何かと思えば、キラキラした瞳で真剣にジャーナルを読む姿がありました。マスクからもれる表情がとっても嬉しそうで、こちらまでニコニコしてしまいます。
みんな宿題のことも宮添さんとのワークショップのこともよく覚えていて、これがあれだ!と細かなところにも気がついてくれました。そして、特典としてつくった海の生き物シールを帯の青い紙に貼り付けて自分なりの1冊を仕上げていきます。中にはもったいなくて貼れない!という子も。大事にしてくれることが嬉しいです。
ジャーナルという本に編むことで、いつだってこのときの学びを振り返られるようになりました。この学びのタネが10年20年後の彼らのライフワークになっていたら…なんて考えるのは大人のエゴですね。けれど、海について色々楽しみながら学んだことで、海って国語、社会、理科、料理、環境…と身近ないろんなことにつながっていると気付いていってくれたら嬉しいです。その中から興味のあることが見つかったらいいですよね。
そして、ジャーナルにまとまったことで、お友達がどんな海を見ているのか、大人の思い出にはどんな海があるのかなど、「海」が多面的でいろんな意味を持つ、とっても広いものだと少しでも思ってもらえたら嬉しいです。
制作の様子はこちらから
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『旭北ジャーナル』
本冊子は、日本財団の助成を受けております。