新潟県立海洋高等学校と一般社団法人みなとラボは、生徒が撮影した写真と対話の記録を収めた、海の学びを多くの人と共有する2025年度のカレンダーを、日本財団の助成により制作しました。
全体概要
この度、新潟県立海洋高等学校とみなとラボは、海の学びを多くの人と共有するカレンダー『「海の上の8日間」海洋高校生が撮った乗船実習』を制作しました。本カレンダーは、みなとラボが企画提案し、生徒たちとともに、日本財団の助成のもとで制作したもので、2025年3月11日(火)から販売します。カレンダーは4月始まりで、各月には生徒が撮影した写真が掲載されており、生徒の対話の記録を収めた付録も同封されています。
みなとラボは、「海と人とを学びでつなぐ」をテーマに、全国の自治体や学校とともに教育プロジェクトを実施しています。今回は新潟県立海洋高等学校 海洋創造コースの2年生が2024年9月5日〜12日まで実施した、新潟県の海を船でめぐる「乗船実習」における学びをさらに深めるプログラムを開発、実施しました。
プログラムの詳細はこちら:https://3710lab.com/contents/7758/
海の学びの魅力をもっと多くの人と共有したい
新潟海洋高校の生徒たちの学びに触れるなかで、日々海に向きあい、海を舞台に学んでいる彼らが、実際にどんな体験をし、どんな学びを積み重ねているのか、そのことについてあまり知られていないことに気づきました。また、日々海に向き合う彼らだからこそ見えている海の魅力があることを発見しました。新潟海洋高校で学ぶ生徒たちにとって、自分たちの学んでいることを社会に発信し、その意義をより多くの人と共有することは重要な意味を持っています。
2025年3月11日は東日本大震災から14年です。能登半島の地震においても海がもたらす恐れに直面しました。そのような恐れがある一方で、私たちの暮らしは海の恵みによって支えられています。このカレンダーが、海と私たちの関わり方を考えていくきっかけとなればと願っています。
自分が体験した海をカレンダーに
9月に行った乗船実習を振り返るために、「海洋高校で得たもの」「海洋高校で過ごしたからこそ知った海」をテーマにグループで話し合いながら、海洋高校での学びについて考えを深めました。これまであまり話す機会がなかった海洋高校での学びや海との関わりについて話し合い、質問を通じて視点を広げていきました。
授業で交わされた生徒たちの言葉や想いが、カレンダーに反映されています。
海とのつながりを感じる 壁掛けカレンダー
カレンダーは、学校と同じく4月からスタート。毎月、乗船実習で生徒たちが撮影した海の写真が掲載されています。そこには、彼らの心が動かされた瞬間が映し出されています。さらに、海洋高校ならではの行事も紹介。海と向き合い、学びを深めていく彼らの学校生活に想いを馳せながら、カレンダーをお楽しみください。
付録「私にとっての海洋高校 私にとっての海」
カレンダーには特別な付録が同封されています。表面には生徒たちが撮影した写真の思い出が綴られ、裏面には高校での学びや「海」についての対話の記録が掲載されています。この付録を通じて、海洋高校の新たな一面を感じていただけると嬉しいです。
ご購入について
海洋高校の活動を支援する能水商店(取扱日は3月末を予定)とみなとラボのウェブストアにて販売します。また、カレンダーをお取り扱いいただける店舗を募集しています。ご興味のある方は、みなとラボウェブサイトのお問い合わせページよりご連絡ください。
詳細
新潟海洋高校カレンダー2025「海の上の8日間 海洋高校生が撮った乗船実習
発行:2025年3月1日
サイズ:W297mm×H420mm/13枚+付録1枚(A3 壁掛け)
本体:1,650円(税込)
販売:みなとラボウェブストア, 能水商店 他
企画制作:3710Lab(みなとラボ)・新潟県立海洋高等学校
監修:田口康大
編集:ハウレット エリー リー(3710Lab)
デザイン:伊藤 裕
助成:日本財団
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