レポート

インターン後藤おすすめコンテンツ!part1

2023.07.28

学校地域ワークショップデザイン海洋教育

みなとラボインターン生の後藤が、みなとラボの記事や本の中から興味の湧いたものをピックアップし、不定期にオススメするコーナーです。
今回は、地元の気仙沼から学部時代を過ごした秋田に関するものや、物語を制作している美大生として気になった本、人類学的なフィールドワークや海洋資源を使用したプロダクトを作っているデザイナーについての記事をご紹介。

こんにちは、今年の5月からみなとラボのインターン生になりました、東京藝術大学先端芸術表現科修士1年の後藤理菜と申します。(私の紹介はこちら↓)

突然ですが、皆さんはみなとラボの活動をご存じでしょうか。みなとラボでは、小学校など教育機関での海洋教育や、ワークショップ、国際海洋環境デザイン会議など、多種多様なことを行なっています。

今回は、みなとラボのサイトに掲載されている記事と海洋教育の成果物の中から、おすすめしたいアイテムと記事を5つピックアップさせていただきました。この記事で、みなとラボの活動を少しでも知っていただければ幸いです。

  

旭北ジャーナル

去年まで秋田公立美術大学に通いながら原付で秋田県内を旅していたこともあり、共感しながら読みました。小学生たちが家族に海の思い出を聞いて記事にしているのですが、ほとんどが男鹿の海について書いてあって、やっぱり男鹿は良い場所だよな、と男鹿が恋しくなりました。当時、男鹿水族館には月1回以上は訪れていたので、途中通る日本海沿いの道を思い出します。原付で海沿い走るのは、どこまでも続いているような海の景色や、海風と太陽が気持ち良かった思い出があります。まあ、秋田なので晴れてる日は少なかったですけども海沿いを走るの最高です。文章と一緒に、子供が描いた絵も楽しめて読み応えがありました。

*旭北ジャーナルは一般販売しておらず、ご希望の方は資料請求からお問い合わせください↓

おさんぽBINGO®️-気仙沼-

私は気仙沼が地元なので、帰ったら友達と一緒に1日で全部埋めるチャレンジとかしてみたいなと思いました。余裕で埋めれます(多分)。中に入っているガイドブックには、地元民でさえ知らない情報があって衝撃を受けました。ウミネコって12年も生きるの…? 気仙沼に初めて来る方にも、地元の方にもオススメのアイテムです。ちなみに、ビンゴ内にある“あざら”は好き嫌い分かれる味で、個人的にはオススメしません。

気仙沼おさんぽBINGO®️はこちらから購入可能です↓

https://3710lab.stores.jp/items/5e26b5eb707cec5ec35a6481

  

ペットルと黒いかげ

海の底で暮らすペットボトルごみのペットルのお話から現実の世界に引き込まれたのが新鮮でした。ごみたちが集まってニュース見てるところが可愛くて印象的でした。右側は絵本で、左側は高校生のゴミ拾いバスターズ4人が取り組んだ海洋ゴミについての記録になっています。

『解決できなかったわたしたちの問題 〜海とごみと高校生〜/ペットルと黒いかげ』はこちらから購入できます↓

https://3710lab.stores.jp/items/63104029b488721f6a7cf4f8

  

海洋アースダイバー(中沢新一さん)の記事

地域や地形、人の暮らしと文化がどのように影響しているかを探る「アースダイバー」。なんと、みなとラボの企画で海洋編のフィールドワークを東京で実施していたらしいです。大学時代の恩師の恩師、中沢新一先生が書いた「アースダイバー神社編」を読んでいたところ、この記事を見つけたので、「うわあああああ!!参加しかったああああ!!!」と心の中で発狂していました。もう一度、いや、一度と言わず定期的にいろんな地でアースダイバーのフィールドワーク開催していただけないでしょうか…

  

Sarah Kさんの記事

チェルトーザ・イニシアチブでのサラさんの展示で、「物欲から解放され、消費社会から脱することを目指し、来場者はこの可能性のある未来について考え、その実現に貢献するよう求められる」という仕組みのThe Near Futureと名付けられた部屋が興味深かったです。ミニマリズムの最終形態、仏の境地のよう。

サラ・Kさんは、第一回国際海洋環境デザイン会議にも参加しています↓

最後までご覧いただき、ありがとうございます!

文:
後藤理菜