連載
「Read the Sea」は、数多くある本の海を泳いでいく道標として、個人書店を中心とした多様な選書者から「海」をテーマに本を選んでもらう企画です。テーマは下記の4つ。海という大きなテーマをその書店がどう捉え、何を届けたいと思うのか、おのずとそのお店らしさが立ち上がってきます。
今回選んでいただいている本はほとんどがまだ書店で購入できるものです(一部は絶版になっていたり、古書として販売されていたりします)。せっかくならその週末に気になった本をすぐに買いに行ってもらえたらいいなと思い、毎週金曜日夕方17:30に記事を更新しています。
毎週更新ということもあり、おかげさまで前回でvol.10を更新することができました。気になる本は見つかりましたでしょうか?弊団の本棚にはそれらの本がどんどん増えています。知らなかった、読めていなかった本ばかりで通勤の電車時間が良い読書タイムになっています。
みなさんからもこの本読んだよと感想をもらえる仕組みにできないかなといま考えています。また学校や教育機関へリストをまとめて活用してもらえるようにもしたいなと思っています。今後の更新も楽しみにしていただけたら嬉しいです!
『だいちゃんとうみ』太田大八(福音館書店)
『海のアトリエ』堀川理万子(偕成社)
『みなとまちから』作:nakaban 絵:植田真(佼成出版社)
『明るい夜』チェ・ウニョン 著/古川綾子 訳(亜紀書房)
『スイミー』作:レオ=レオニ 訳:谷川俊太郎(好学社)
『増補新版 いま生きているという冒険』石川直樹(新曜社)
『海洋を冒険する切り絵・しかけ図鑑』絵:エレーヌ・ドゥルヴェール、文:エマニュエル・グランドマン、訳:檜垣裕美、監修:三宅裕志(科学同人)
『海からの贈物』アン・モロウ・リンドバーグ(新潮社)
『なみのいちにち』阿部結(ほるぷ出版)
『コンテナで太平洋を渡る』田巻秀敏(自費出版)